2014年1月4日
山形から一足早い春を運ぶ「啓翁桜(けいおうさくら)」
薄紅色の花がきれいに咲きそろうところは、厳しい冬を耐え、生命の躍動する春への喜びを象徴して
いるかのようです。山形では昭和40年代全国に先駆けて促成栽培が始まり、ハウス(促成室)の中で
寒さと暖かさを調節しながら真冬の開花を促してゆくなどの工夫がなされています。
お正月の飾りに、フラワーアレンジメントの材料にとその人気は高まっています。
桜の枝物は、早春を告げる花材として、正月の迎春花などに使われます。
啓翁桜は、枝がスプレー状になるため、現代的なフラワーアレンジにとても適しています。
湯野温泉病院正面玄関にて撮影